工場

総敷地(8,000m2)
■事務所/木造2階建て1棟(173.28m2)
■加工棟/鉄骨木造1棟(840m2)
■含浸処理棟/鉄骨木造1棟(300m2)
■製品倉庫/鉄骨木造1棟(208m2)

一膳の箸から、家族が住まう住宅、道路や橋などの土木資材まで、木という素材はさまざまに姿を変え、私たちの暮らしに寄り添い、潤いを与えてくれます。
当社の木工加工施設は、KKパネルやKMブロックをはじめ、プランターから住宅まで、さまざまな木工製品の製造を可能にする機器をそろえています。そして、確かな技能を誇る当社の技術陣がこうした機器を使い、品質の高い製品を生み出しています。
■集塵装置 ■モルダー(7軸)■超仕上げかんな盤 ■クロスカットソー ■ジャンピングクロスカットソー
■リップソー ■インサイジングマシン ■ランニングソー ■仕口加工機

含浸処理施設

木材は再生可能な天然資源ですが、腐朽菌によって腐敗したり、木材などを餌にするシロアリ類に食い荒らされる被害が起こることがあります。そのため、木材の腐敗やシロアリ被害を予防するには、人の健康と環境保全に配慮した防腐・防蟻処理が必要です。
当社の含浸処理施設では、銅と低毒性の有機化合物であるシプロコナゾールを浸透させ、木材の強度を損なうことなく、防腐・防蟻効果が得られます。
■加圧式全自動木材防腐・防蟻処理設備×1機
◎最大処理長さ:9m ◎最大処理容量/9m3 ◎木材防腐・防蟻剤:タナリスCuAz

乾燥施設

木は生きるために大量の水分を必要とします。木を伐採すると、伐採した木材は木は時間の経過とともに水分が蒸発して乾燥しますが、この過程で材の収縮、反り、割れ、ひびなどの「くるい」が生じます。このくるいを最小限に留めるために人工乾燥を行います。
当社の乾燥設備は、70〜80度の蒸気を送って庫内の温度を上げる蒸気乾燥です。十分に乾燥させた木材はくるいがなく、強度や耐久性にすぐれた建材になります。
■乾燥機×2機/◎最大処理長さ:9m ◎最大処理容量:30m3×2機